パリの街角散歩です。カタツムリのようにゆっくりと迂回しながら、そして時間と空間をさまよいながら歩き回ります。


2016年3月29日火曜日

散歩R(27) ミラン通り Rue de Milan, 9e(9区サン=ジョルジュ地区)

アムステルダム通りから再び横に折れてミラン通りに入る。ミラン(Milan)は、イタリアのミラノのフランス語表記である。この通りにも逸話・旧蹟はないので、2~3の何となくイタリア趣味が感じられる面白い建物を見て歩く。


☆ミラン通り19番地 (19, rue de Milan, 9e)

19番地の門飾りの上部に神話に出てくるグリフォン(griffon)、胴体は獅子で頭と翼は鷲、という動物が外向きの対で乗っている。その下にはギリシア悲劇で使われるようなバッカスの仮面が置かれている。まるで内外を魔物から守るという意図が表れた装飾である。
(c) Google Map Streetview
 19, rue de Milan, 9e


☆ミラン通り9番地 (9, rue de Milan, 9e)

3階建ての個人の邸宅としての優雅な建物である。集合住宅の多いパリの市中においては珍しい。
(c) Google Map Streetview
 9, rue de Milan, 9e


☆ミラン通り1番地 (1, rue de Milan, 9e)

迷路模様のような珊瑚模様の石壁が施され、風格十分の集合住宅である。
(c) Google Map Streetview
 1, rue de Milan, 9e

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