パリの街角散歩です。カタツムリのようにゆっくりと迂回しながら、そして時間と空間をさまよいながら歩き回ります。


2016年3月27日日曜日

散歩R(26-2) アムステルダム通り Rue d'Amsterdam, 8e / 9e(9区サン=ジョルジュ地区)

アムステルダム通りは、クリシー広場からサン=ラザール駅を経てオスマン大通りに至る南北縦貫路としては重要な通りである。街路の両側には、昔ほど活気があるわけではないが、小規模店舗が立ち並んでいる。この通りは8区と9区の境界になっていて、西側奇数番地が8区に、東側偶数番地が9区に分けられる。


(c) Google Map Streetview
 41, rue d'Amsterdam, 8e
☆アムステルダム通り41番地 (41, rue d'Amsterdam, 8e)

41番地の門飾りには、番地標を両側から支える一対の小児像が見られる。下部には酒神バッカスのような頭部像があるが、グーグルでは個人の顔と誤認してボカシが入ってしまい残念。











☆アムステルダム通り39番地 (39, rue d'Amsterdam, 8e)

その隣にある39番地では、番地標の両側が鳳凰のような神鳥に守られ、花房飾りに女神頭があしらわれている。
(c) Google Map Streetview
 39, rue d'Amsterdam, 8e

☆アムステルダム通り33番地 (33, rue d'Amsterdam, 8e)

この地域ではまれな見事な男女の門柱像(アトラント atlante)である。下半身が大蛇で蔦に絡んでいるのも珍しい。

(c) Google Map Streetview
 33, rue d'Amsterdam, 8e
*参考Link : Parisarchitecture (パリの建築彫刻を紹介する仏語のブログ)
Atlantes 33 rue d'Amsterdam
http://bauduin01.canalblog.com/archives/2010/07/24/18660125.html
http://p5.storage.canalblog.com/57/51/764270/55460925.pdf

2番目のpdf ファイルには4階のバルコニーの下に2人の小天使の装飾も見られる。

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