パリの街角散歩です。カタツムリのようにゆっくりと迂回しながら、そして時間と空間をさまよいながら歩き回ります。


2016年1月3日日曜日

散歩R(14-2) テブー通り Rue Taitbout, 9e(9区サン=ジョルジュ地区)

テブー通りは、繁華街のイタリアン大通り(Boulevard des Italiens)からサン=ジョルジュ地区まで南北に伸びる街路で、ほとんど事務所か住居の建物が続く閑静な通りである。テブー(Taitbout)の名前は大革命以前にパリ市役所の書記官だった人物ジュリアン・テブー(Julien Taitbout)から名付けられたというが、理由は不明だし、この人物の事績も残っていない。この一帯の土地を所有していたのかもしれない。(DNR)
郵便局の78番地から北へ歩く一区画だけでも、多くの建物にギリシア悲劇のような仮面像(マスカロン、mascaron)が飾られているのに気づく。これも魔除けのつもりだったのだろうか。


(c) Google Map Streetview
 83, rue Taitbout, 9e

☆テブー通り83番地 (83, rue Taitbout, 9e) 

パリの労働基準監督署(Inspection du Travail)の建物。国旗が常時掲揚されている。




☆テブー通り87番地 (87, rue Taitbout, 9e)

(c) Google Map Streetview
 87, rue Taitbout, 9e











  ☆テブー通り91番地 (91, rue Taitbout, 9e)

ここは唐草模様の門飾浮彫も美しい。


(c) Google Map Streetview
 91, rue Taitbout, 9e




(c) Google Map Streetview
 91, rue Taitbout, 9e










☆テブー通り95番地 (95, rue Taitbout, 9e)  
(c) Google Map Streetview
 95, rue Taitbout, 9e


(c) Google Map Streetview
 95, rue Taitbout, 9e














(c)Photo Emoulu bc10, 2013



門飾と木彫の扉の装飾もなかなか凝っている。


(c)Photo Emoulu bc10a, 2013